この記事を読むと、こんなことがわかります
- NISAの配当金が非課税にならない落とし穴
- SBI証券での正しい受取方式の設定手順(画像付き)
- 権利確定日までに今すぐやるべきこと
「NISAなのに配当金に税金が引かれてる…なぜ?」
6月は日本株の配当金シーズン。年に1〜2回、じわじわと口座に入ってくる配当金は、長期投資家にとってのひそかな楽しみですよね。
でも、こんな経験、ありませんか?
「NISAで持ってる株なのに、配当金から税金が引かれてる。ネットで調べたら非課税のはずなのに…どうして?」
私いろどりも、まったく同じ状況でした。
個別株NISAを始めて3年。配当金が入るたびに、なんとなく「少ないな」とは思っていたんですが、「NISAだし、きっと非課税で受け取れてる」と思い込んで放置していたんです。
でも違った。3年間、ずっと税金を引かれていた。
気になって調べてみたら、原因はSBI証券の「配当金受取方式」の設定ミスだったんです。
この記事では、私と同じ失敗をしないために、正しい設定方法をわかりやすく解説していきます。6月の配当金シーズンが来る前に、ぜひ確認してみてください。

NISAは「自動的に非課税」ではない
まず、多くの人が勘違いしていることをお伝えしなければなりません。
「NISAで買った株の配当金は自動で非課税になる」は、間違いです。
NISA口座で保有している株式の配当金を非課税で受け取るためには、証券会社で特定の受取方式に設定している必要があります。
その方式が、「株式数比例配分方式」です。
この方式に設定していないと、NISA口座で保有している株式でも、配当金から約20.315%の税金が天引きされてしまいます。
FPとして資産形成を学んでいる私でさえ、この設定を3年間見落としていました。知識はあっても、実際の設定に落とし穴があるのが怖いところです。
配当金受取方式の種類
SBI証券では、配当金の受取方式が以下の4種類あります:


非課税になるのは「株式数比例配分方式」だけです。
なぜ3年間気づかなかったのか?3つの落とし穴
私が3年も設定ミスに気づかなかった理由を振り返ると、3つの落とし穴がありました。

落とし穴①:口座開設時のデフォルト設定が「非課税対象外」
SBI証券で口座を開設すると、配当金の受取方式は最初から「株式数比例配分方式」に設定されているわけではありません。
私の場合は「登録配当金受領口座方式」になっていました。銀行口座に直接入ってくるので、「ちゃんと受け取れてる!」と安心してしまい、税金が引かれていることに気づかなかったんです。
「受け取れていること」と「正しく非課税で受け取れていること」は別の話です。
落とし穴②:「なんとなく少ない」をスルーしていた
配当金が入るたびに「計算より少ない気がする…」と思っていたんですが、忙しい日々の中で確認を後回しにしていました。
共働きで子育て中だと、毎日のことで精一杯。証券口座をじっくり確認する時間がなかなか取れないんですよね。でも、この「なんとなく」を放置すると、年単位で損が積み重なります。
落とし穴③:「NISAは非課税」という情報で思考停止していた
ネットで「NISAは非課税」という情報を見て、「じゃあ大丈夫」と思い込んでいました。でも、それは正しい設定をした上での話です。
情報の受け取り方が浅かった、というのが正直なところです。FPを勉強している身として、本当に反省しました。
解決策:「株式数比例配分方式」に変更する手順
では、正しい設定に変更する方法をご説明します。
SBI証券での設定変更手順(PC版)
- SBI証券にログイン
- 上部メニューの「口座管理」をクリック
- 「お客様情報 設定・変更」をクリック
- 「お取引関連・口座情報」タブを選択
- 「配当金受領サービス」の「変更」ボタンをクリック
- 「株式数比例配分方式」を選択
- 確認画面で内容を確認して「変更する」をクリック
SBI証券での設定変更手順(スマホアプリ版)
- アプリにログイン
- メニュー(三本線)→「口座管理」
- 「お客様情報・各種設定」
- 「配当金受領サービス」
- 「株式数比例配分方式」を選択して変更
変更は最短2営業日で反映されます。

重要:権利確定日までに設定を!
注意しなければならないのが、権利確定日よりも前に設定変更を完了させる必要がある点です。
権利確定日以降に設定を変更しても、その配当金には適用されません。
6月の配当金を非課税で受け取りたい場合は、各銘柄の権利確定日の3〜4営業日前までに設定変更を完了させましょう。
「いつかやろう」は損のもと。今日この瞬間に確認してください。

今日からできる3つのアクション
アクション①:今すぐ受取方式を確認する(5分)
まず、自分の設定がどうなっているかを確認しましょう。
SBI証券にログインして「口座管理」→「配当金受領サービス」を見てください。「株式数比例配分方式」になっていれば問題なし。なっていなければ、すぐに変更してください。
アクション②:保有銘柄の権利確定日をチェック(10分)
保有している株式の権利確定日を確認し、カレンダーに登録しておきましょう。
SBI証券の「ポートフォリオ」から各銘柄の詳細ページで確認できます。
アクション③:家族の口座も確認する(5分)
もし配偶者や家族もNISA口座を持っているなら、一緒に確認しましょう。
私の場合、夫の口座も同じミスをしていました。家族分まとめて確認することで、見落としを防げます。
「自分だけじゃなく家族全員の設定を直す」これが3倍の節税につながります。

まとめ:正しい設定で、配当金を丸ごと受け取ろう
今回の内容を振り返ります。
- NISAの配当金は「株式数比例配分方式」に設定しないと非課税にならない
- SBI証券のデフォルト設定は非課税対象外の方式になっていることがある
- 設定変更は5分もあればできる
- 権利確定日よりも前に変更を完了させること
私は3年間、この設定ミスで税金を払い続けていました。もし年間の配当金が3万円なら、20%以上の約6,000円が毎年余分に引かれていた計算です。3年で約18,000円の損失。
少額に見えても、積み重なると大きな差になります。「知っているかどうか」だけで、受け取れるお金が変わる——これがお金の世界の現実です。
NISAは長期投資の強い味方。せっかくの非課税メリットを最大限に活かすために、今日すぐに設定を確認してみてください。
もっとお金のことを一緒に学びたい方へ
FPの知識を持ちながらも、私自身が「知っていたのに設定を間違えていた」という失敗をするほど、お金の管理は細かい落とし穴だらけです。
「自分の家計を見直したい」「資産形成を始めたいけど何から手をつければいいか分からない」という方は、ぜひ一度相談してみてください。
▶ 無料キャリア・家計相談はこちら
一緒に、昨日より少しゆたかな暮らしを目指しましょう。
この記事が参考になったら、ぜひシェアしていただけると嬉しいです。


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