子ども向け格安SIM比較3社|中学生のスマホ代を月290円に【2026年版】

ゆたかお金
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こんにちは、いろどりゆたかです。

物価が上がり続けています。食費も電気代も、じわじわ家計を押してくる。

そんな中で「子どもにスマホを持たせたい」と考えると、必ずこの壁にぶつかります。

月々の支払いが、また増える。

わが家も同じでした。持たせたい。でも固定費は増やしたくない。

結論から言うと、月290円で解決しました。

この記事では、実際にわが家が選んだ方法と、他社と比べてどこが違ったのかを、料金を並べて書いていきます。


もうスマホは「持たせるか迷うもの」ではなくなった

正直に言うと、数年前まで私は「中学生にスマホはまだ早い」と思っていました。

でも、現実が変わりました。

  • 学校からの連絡が、LINEで届く
  • 部活の集合時間や場所変更も、LINEのグループ
  • 塾やクラブのスケジュール共有も、LINE

持っていないと、情報が届かない。

これはもう「便利な道具」ではなく、電気や水道と同じインフラです。持たせるかどうかを迷う段階は、すでに過ぎてしまっている。

そう考えたとき、問題は「持たせるか」ではなく「いくらで持たせるか」に変わりました。


大手キャリアで契約すると、いくらかかるのか

まず、大手3社の小容量プランを見てみます。子どもの回線は容量が少なくていいので、いちばん安いものを選ぶ前提です。

すべて税込、割引を適用していない素の金額です。

プラン データ量 月額
ドコモ ドコモ mini 4GB 2,750円
au スマホミニプラン+ 〜1GB 4,928円
ソフトバンク ミニフィット2 〜2GB 3,058円+基本プラン(音声)別途

auの数字を二度見してください。1GBで4,928円です。

日本通信SIMの1GBは290円。17倍の開きがあります。

そして、この表には落とし穴が2つあります。

落とし穴①:この金額は「割引前」

各社とも「実際はもっと安くなりますよ」と案内します。確かに、割引をすべて適用すると数字は下がります。

ドコモminiの4GBは、割引をフルに使うと 2,750円 → 880円

auのスマホミニプラン+の1GBは、4,928円 → 2,398円

半額以下です。すごい割引に見えます。

でも、その条件を見てください。

ドコモの880円に必要なもの:

  • dカード GOLD等での支払い(−550円)
  • ドコモ光またはhome 5Gの契約(−1,210円)
  • ドコモでんきの契約(−110円)

auの2,398円に必要なもの:

  • auスマートバリュー=対象のネット回線(−1,100円)
  • 家族割プラス3人以上(−1,210円)
  • au PAYカードでの支払い(−220円)

ソフトバンクも同様で、おうち割光セット、新みんな家族割(3回線以上)、PayPayカードゴールド(年会費11,000円)が前提になっています。

つまり——

ネット回線も電気もカードも、その会社にまとめて初めて安くなる。

これが「机上のプラン」の正体です。広告に出てくる安い金額は、その会社に生活まるごと預けた人だけの値段なんです。

家のネットが別の会社なら? 割引は効きません。素の金額を払います。

落とし穴②:割引には期限がある

さらに、期間限定の割引が混ざっています。

たとえばドコモの学割にあたる「ドコモU22割」。22歳以下が対象で、条件を満たすと月30GBまで0円になると案内されています。破格に見えますよね。

でも、割引期間は最大7か月間です。

8か月目からは通常料金に戻ります。しかも対象は「ドコモMAX」という無制限プランなので、戻ったあとの金額は決して小さくありません。

「0円」に惹かれて契約し、7か月後に請求額を見て驚く——これが起きやすい構造になっています。

結局、いくらかかるのか

割引が効かない一般的な家庭(家のネットが別会社、家族回線が3つ未満)で、素直に契約した場合。

月3,000〜5,000円が現実的なラインです。

年間で36,000〜60,000円。中学から高校卒業まで6年間なら、20万円を超えます。

これが、子どもに1台持たせるということの本当のコストです。


わが家の前提:自宅にWi-Fiがある

ここが、実は今回いちばん大事なポイントです。

家にいる間、子どもはWi-Fiを使います。 動画も、ゲームも、宿題の調べ物も、全部Wi-Fi。モバイルデータはまったく減りません。

モバイル回線が必要になるのは、外出したときだけです。

  • 部活の帰りに「今から帰る」と連絡する
  • 待ち合わせ場所が変わったとき
  • 電車が遅れたとき

つまり、LINEのメッセージが送れれば足りる

大容量プランは、この使い方にはまったく必要ありません。ここを見誤ると、使わないギガに毎月お金を払い続けることになります。


3社を比較しました

子ども用の回線という前提で、料金を並べます。すべて税込です。

低容量(Wi-Fi中心の使い方)

日本通信SIM IIJmio UQ mobile
最安プラン 290円/1GB 850円/2GB 1,628円〜/〜5GB
条件 なし なし 自宅セット割が必要

中容量(外でも動画を見る使い方)

日本通信SIM IIJmio UQ mobile
料金 1,390円/20GB 1,400円/10GB 2,728円/〜30GB
通話 5分かけ放題込み 別途 別途

それぞれの詳細

日本通信SIM

  • 合理的シンプル290プラン:290円/1GB
  • 合理的みんなのプラン:1,390円/20GB(5分かけ放題つき)
  • 合理的50GBプラン:2,178円/50GB

IIJmio ギガプラン(音声SIM)

  • 2GB:850円/5GB:950円/10GB:1,400円
  • 15GB:1,600円/25GB:2,000円/35GB:2,400円
  • 容量の選択肢がとにかく細かい

UQ mobile

  • コミコミプランバリュー:3,828円/35GB(10分かけ放題つき、Pontaパス無料)
  • トクトクプラン2:〜5GBで1,628円、5GB超〜30GBで2,728円(自宅セット割・au PAYカード割適用時)

メリットとデメリット

日本通信SIM

メリット

  • とにかく安い。1GBで290円は他社が追随できていない
  • Wi-Fi中心の子どもには、これで十分足りる
  • 余計なオプションがなくシンプル

デメリット

  • 店舗がない。 設定は全部自分でやる
  • 1GBは本当に1GBなので、外で動画を見ると足りない
  • サポートはオンラインのみ
  • 口座振替が使えない。 クレジットカードか、3Dセキュア2.0対応のデビットカードのみ
  • 混雑時間帯・混雑する場所では速度が落ちる。 ドコモ回線を借りているMVNOなので、ここはIIJmioと同じです

IIJmio

メリット

  • 容量の刻みが細かく、使い方に合わせて選べる
  • 足りなくなったら上のプランに移りやすい
  • IIJは日本で最初期からインターネットを手がけてきた会社で、老舗としての安心感がある

デメリット

  • 店舗がない
  • 最安でも850円で、日本通信SIMよりは高い
  • 通話料は別途かかる
  • 平日のお昼(12〜13時)に速度が落ちる。 格安SIM共通の弱点です
  • 支払いがクレジットカードのみ。 口座振替もデビットカードも使えません

ただし、これはIIJmioだけの弱点ではありません。日本通信SIMでも同じことが起きます(わが家で実際に経験しました)。格安SIMは大手から回線を借りて運用しているので、混雑時に順番待ちになるのは構造上避けられません。

実測では、IIJmioは混雑時でも5Mbps前後を維持しているという報告が多く、格安SIMの中ではむしろ健闘しているほうです。

そして子ども用と考えるなら、影響は小さくなります。 平日の昼12時台、中学生は学校にいてスマホを使えないからです。混雑する時間と、子どもが使える時間が重なっていない。

とはいえ休日のイベントや人混みでは遅くなります。ゼロにはなりません。

UQ mobile

メリット

  • 店舗で相談できる。 これは他2社にない決定的な違い
  • 速度が安定している。 格安SIMが苦手な平日の昼でも大きく落ちません。au回線そのものを使っているためです
  • かけ放題やPontaパスが込みで、家族全員で使うと割引が効く

デメリット

  • 子ども用の低容量回線としては、明らかに高い
  • プランと割引が複雑。 どの割引が自分に効くのか分かりにくい、という声が多いです
  • 安くするには自宅セット割(対象のネット回線か電力契約)が事実上の前提。割引が効かないと格安SIMとしては割高です
  • 使わないギガに払うことになりやすい
  • 店舗はあるものの、電話サポートの対応には不満の声も見かけます

で、どれを選べばいいのか

使い方で決まります。

① 家はWi-Fi、外は連絡だけ → 日本通信SIM(290円)

わが家がこれです。詳しくは次の章で、9か月使った実際のところを書きます。

② 外でも少し動画を見る、地図を使う → IIJmio(850円〜)

2GBや5GBから始めて、足りなければ上げられます。「うちの子はどのくらい使うか読めない」という家庭は、こちらのほうが安心です。

③ すでにauひかりや対象の電力を契約している → UQ mobile

自宅セット割が効く家庭なら、選択肢に入ります。あとは「対面で相談したい」を重視する場合。ただし、そうでなければ子ども用としては割高です。


わが家の実態|日本通信SIMを長女に9か月使わせてわかったこと

ここからは、実際に使ってみた話です。

長女が日本通信SIMを使い始めたのは、小学6年生だった2025年10月ごろ。いまは中学1年生です。プランは290円の1GB。

なぜ1GBで足りるのか

理由はシンプルで、モバイル通信を使う場面がほとんどないからです。

  • 家ではWi-Fi。 帰宅すると自動でつながる設定にしてあります
  • 平日は学校に持って行きません。 中学は持ち込み禁止なので、そもそも使えません
  • 外出先にもWi-Fiがあることが多い。 商業施設や施設内のフリーWi-Fiでだいたい足ります

そして外で使うのは、ほぼLINEだけ。メッセージのやりとりにギガはほとんど要りません。

つまり、1GBを使う機会自体がないんです。

通話は一度も請求が来ていません

290円プランに通話定額はついていません。ここを心配される方は多いと思います。

でもわが家の場合、通話料の請求が乗ったことは一度もありません。

理由は、通話が基本すべてLINE通話だからです。しかもWi-Fi環境下。そもそも長女が自分から電話をかけることは、ほぼありません。

中学生の連絡手段は、もう電話ではないんだなと実感しています。

失敗もしました:ディズニーで1GBを使い切った話

正直に書きます。1GBを超えた月があります。

家族でディズニーランドに行ったときです。帰り道で「通信制限がかかった」と長女に言われました。

原因を調べたら、犯人はGoogleフォトのバックアップでした。

モバイルデータ通信での自動アップロードが許可のままになっていて、撮った写真を片っ端からアップロードしていたんです。1日で1GBが溶けました。

すぐに設定を「Wi-Fiのときだけ」に変更して、それ以降は同じことは起きていません。

これから設定する方は、契約したその日にここを確認してください。

  • iPhone → 設定 → Googleフォト → モバイルデータ通信をオフ
  • 写真アプリ、iCloud、動画アプリの自動アップロードも同様に

制限中の使い心地についても書いておくと、一般的な速度制限と同じです。ものすごく困るわけではないけれど、解除のための手続きをするときに、その通信自体が遅くて面倒でした。これが正直な感想です。

1GBで収めるためにやっていること

公式アプリでデータ残量を確認できます。 これが地味に効きます。

いま何GB使ったかがすぐわかるので、月末に近づいたら意識できる。長女も自分で見ています。「あと何ギガ」が見える状態にしておくのは、節約というより教育の面で意味があると感じています。

遅いと感じるときもあります

いいことばかり書くのはフェアではないので、これも書きます。

混雑する時間帯と場所では、実際に遅くなります。

  • 時間帯:お昼の12〜13時と、夕方の17〜18時
  • 場所:人が大勢集まるところ。お祭りの会場、イベント会場など

日本通信SIMはドコモの回線を借りて提供しているサービス(MVNO)なので、この弱点はIIJmioと同じく持っています。格安SIM全般の構造的な限界だと思ってください。

ただ、長女に聞くと「別に困っていない」とのことでした。あまり気にしていない、というのが実際のところです。

平日の昼は学校にいて使えませんし、混雑する場所に行くのは休日のイベントのときくらい。頻度が低いから、実害になっていないという理解です。

店舗がなくて困ったことは、一度もありません

「店舗がないから不安」という声はよく聞きます。わが家の結論を書きます。

一度も困りませんでした。

申し込みはスターターパックを購入する方法にしました。これがいちばん簡単なので、おすすめです。SIMの初期設定(APN設定)もスムーズで、つまずいた記憶がありません。

使えるようになるまでの日数も、記録として残しておきます。

  • スターターパックが届くまで:3日ほど
  • 届いてから手続きをして開通まで:2日ほど

合わせて1週間はかかりませんでした。公式の案内にある日数と、大きな差はなかったと記憶しています。

「申し込んだのにいつ使えるの?」と不安になる期間が短いのは、地味にありがたいところでした。

もし困っても、公式の相談窓口があります。そして正直に言うと、わからないことはAIに聞けば教えてくれる時代になりました。実際、私はそうしています。

端末は新品のiPhoneを買いました。長女が使いたい機種があったので。

📱 関連記事:子ども用スマホに日本通信SIMを選んだ理由と契約の6ステップ|月290円・親子で実践した体験記

契約の手順を、6ステップで詳しく書いています。

契約は親名義になります

見落としやすい点です。格安SIMは基本的に18歳未満では契約できません。

わが家も、契約者は親で、支払いは親名義のクレジットカードです。子ども名義で持たせることはできないと考えておいてください。

フィルタリングは「iフィルター」を使っています

安さと同じくらい大事なのが、ここだと思っています。

大手キャリアなら「あんしんフィルター」が用意されていますが、格安SIMは自分で用意します。 わが家は iフィルター(月額330円) を入れました。

290円+330円で、月620円。それでも大手とは桁が違います。

使用時間の制限もかけていますが、時間は本人に決めさせています。 親が一方的に決めるより、そのほうが守られるからです。

🕐 関連記事:スマホを取り上げる前に。子どもが”納得して”使う時間を決める方法【児童心理の視点】

ルールの決め方は、児童福祉の現場で見てきたことをもとに書いています。


正直に書きます。この選び方が向かない家庭

安さだけで選ぶと後悔するケースがあります。

外で動画をよく見る子には、290円プランは向きません。

1GBはすぐ溶けます。速度制限がかかって、肝心の連絡が取れなくなったら本末転倒です。この場合は素直に20GBプランか、IIJmioの中容量を選んでください。

設定を自分でやるのが不安なら、店舗のあるUQを。

日本通信SIMもIIJmioも、SIMの差し替えと初期設定は自分でやります。難しくはありませんが、「誰かに横で教えてほしい」タイプなら、多少高くても店舗があるほうが結果的に安く済みます。挫折して大手に戻るのがいちばん高い。

通話を多くする子には、通話オプションの確認を。

3社とも、基本プランに通話定額がついていないもの(または条件つき)があります。子どもが電話をよく使うなら、そこを含めて計算してください。

そして、いちばん見落とされがちな条件

クレジットカードを持っていないと、契約できない会社があります。

支払い方法
日本通信SIM クレカ/一部デビット(3Dセキュア2.0対応のもの)
IIJmio クレジットカードのみ
UQ mobile クレカ・口座振替に対応

IIJmioは口座振替もデビットカードも使えません。日本通信SIMも口座振替は不可で、デビットは条件つきです。

これは料金以前の問題で、申し込み画面まで進んでから弾かれるとダメージが大きい。先に確認しておいてください。

口座振替で払いたい場合は、UQ mobileのほか、ahamo、povo、LINEMO、mineoなどが対応しています。


まとめ

  • 子どものスマホは、もう贅沢品ではなくインフラ
  • でも大手のまま契約すると、年5万円前後の固定費が増える
  • 自宅にWi-Fiがあるなら、必要なモバイル容量はごくわずか
  • Wi-Fi中心なら日本通信SIM(290円)、読めないならIIJmio(850円〜)、割引が効くならUQ mobile

わが家は月290円にしました。年間で3,480円です。

大手で契約していたら、年間36,000〜60,000円。差額は年3万〜5万円になります。

これは、子どもの他のことに使えるお金です。部活の道具でも、参考書でも、家族で出かける費用でも。

持たせたいけどお金が心配、という気持ちはよくわかります。でも、調べれば選択肢はあります。我慢する前に、比べてみてください。


🌱 ラッフィのひとこと

「スマホ代って、契約先を変えるだけでこんなに違うんだね。まずは家のWi-Fiでどれくらい足りるか、考えてみるといいよ!」


※料金はすべて執筆時点(2026年7月)の税込価格です。最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。

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