家族5人でつみたてNISA ― 少額でも始めてよかった資産形成

学び

こんにちは。いろどりゆたかです。

これまでの記事で、

について書いてきました。

そして今回は、第4回。テーマはずばり――

「家族5人でつみたてNISAと資産形成に挑戦してみた話」です。

学資保険を解約したそのお金をどうするか悩んだ結果、私たち家族が選んだのは「つみたてNISA」。

最初は「ほんとに投資なんてやって大丈夫?」と不安でいっぱいでしたが、やってみて分かったこと、家族で楽しめた工夫、そして“お金が働いてくれる”という新しい感覚をお伝えしたいと思います。

この記事では、初心者でもわかる新NISAの仕組みや投資の基本を交えつつ、実際に私たちが体験したリアルな気づきを紹介します。

「投資は難しそう」と思っている方にも、少し肩の力を抜いて読んでもらえる内容にしてみました。


学資保険からNISAへシフト

我が家は子どもの教育費のために、10年間コツコツと学資保険を続けていました。

でも正直「増えてるのか?減ってるのか?よく分からん…」という状態。

思い切って解約し、その返戻金でつみたてNISAをスタートしました。

  • 妻はもともと投資に興味ゼロ。
  • 私は「いや、これやらなきゃ未来が痩せていくよ…!」と必死の説得。

話し合いを続けた末、今では夫婦で毎月8万円を運用しています。


最初はやっぱり「不安」だった

正直なところ、最初は不安しかありませんでした。

「本当に投資して大丈夫なのかな?」「株価が下がったらどうしよう」

でもFP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をしたり、投資の本を読んだり、シミュレーションを何度も回したりしているうちに…

知識が不安を少しずつ溶かしてくれる感覚がありました。

もちろん、株価の値動きも未来の相場も保証はゼロ。

でも「20年間コツコツ投資したら?」という長期のイメージを繰り返すことで、不安よりも「まぁ大丈夫じゃない?」という気持ちの方が強くなりました。


新NISAってなに?(初心者向けにざっくり)

2024年からスタートした「新NISA」。

名前は最近よく聞くけど、仕組みはなんか難しく感じますよね。そんな「新NISA」を小学生に説明するならこんな感じです。

「おこづかいをためる“ひみつの貯金箱”みたいなもの。

しかも、この貯金箱に入れたお金がもし増えても、税金を取られない!」

具体的にはこんな枠があるということです。

  • 積立投資枠(年間120万円) → インデックス投資などをコツコツ積み立てできる枠。
  • 成長投資枠(年間240万円) → 個別株やETF(株の詰め合わせ)なども買える枠。

合わせると年間最大360万円まで非課税

つまり「増えた分がまるごと自分のものになる」という夢のような仕組みです。


では、今まで(新NISA前)はどうだったのか?

実は、株や投資信託で利益が出たり配当金を受け取ったりすると、

約20%(正確には20.315%)の税金がかかっていました。

たとえば…

  • 10万円の利益 → 2万円ちょっとが税金で引かれる
  • 100万円の利益 → 20万円以上が税金でなくなる

せっかく増えたのに、ドーンと持っていかれる感覚…。

それが新NISAなら、利益がそのまま全部手元に残るんです。


インデックス投資って?オルカンって?

インデックス投資とは「世界中の会社をちょっとずつまとめ買い」する投資方法です。

個別の会社に賭けるのではなく、「世界全体の成長にのっかる」スタイル

私が選んだのは「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式インデックス)」。

これは 世界中の株をまるっとセット買いできる投資信託です。

イメージでいうと――(うちはママも長女もお寿司が好きなので、お寿司で説明してみました)

「お寿司屋さんで“全部盛りセット”を頼む」

そんな感覚に近いです。

マグロ(アメリカ)、サーモン(日本)、エビ(ヨーロッパ)…全部ちょっとずつ食べられる安心感があるということですね。


ドルコスト平均法って?

投資の王道テクニックの一つがドルコスト平均法です。

「毎月一定額で買い続ける」というシンプルな方法。

  • 株価が高いとき → 少しだけ買う
  • 株価が安いとき → いっぱい買う

こうやってコツコツ買い続けると、結果的に平均の値段で買えるので、リスクが平準化されるのです。

これもお寿司に例えると――

「毎月同じ3,000円でお寿司を食べる。

高級ネタの日は3貫しか食べられないけど、安い日なら10貫食べられる」

そんなイメージです。(これを長女ちゃんに説明したら、「毎月食べられるの!?やった!今から行こう!!って言われました。この記事にはまるで興味なし笑)

我が家のシミュレーション

実際にオルカンに「月8万円×20年」投資した場合のシミュレーションがこちらです↓↓↓↓↓

年利元本最終額元本との差
5%運用1,920万円約3,288万円+1,368万円
3%運用1,920万円約2,626万円+706万円

元本(1,920万円)に対して、雪だるまのように資産が膨らんでいくイメージ。

銀行に寝かせておくよりも「未来のお金が太っていく」感覚がありました。


まとめ:不安から確信へ

最初は不安だらけでした。

でも勉強し、シミュレーションし、少し実践してみることで、

「投資=怖い」から「投資=コツコツやれば味方」へと変わりました。

未来の学資や老後資金は、いきなり大金を投資しなくても、少額からコツコツ始めることが第一歩

「不安 → 勉強 → 実践 → 少しずつ確信」

これが、私自身が体験した投資のリアルな流れです。

そしてこれからも、家族と一緒に“ゆたかさの雪だるま”を育てていきたいと思います。


次回の予告:配当金でスタバとウナギ?

ちなみに、我が家ではインデックス投資とあわせて高配当株投資にも少し挑戦しています。

配当金が入ったときには――

  • 娘にスタバをごちそうして「これが配当金だよ」と説明したり
  • 平日の昼に妻とこっそりウナギを食べに行ったり

投資の成果を“家族の小さなゆたかさ”に変える工夫もしています。

このあたりのリアルな体験談は、次回の記事でじっくりお伝えしますね!

ラッフィのひとこと


「小さな一歩が、やがて大きな“ゆたかさ”に育つんだね。雪だるまって転がすとどんどん大きくなるでしょ?投資も同じなんだね!」

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