こんにちは。いろどりゆたかです。
これまで
- 第1回:「ゆたかに暮らす」って何だろう?
- 第2回:固定費の見直しで暮らしを変える
- 第3回:保険は安心?それとも家計の重し?
- 第4回:家族5人でつみたてNISAに挑戦
と続けてきました。今回は第4回につながる株式投資(高配当)の話です。

1年やってわかったこと:配当金は“心の余裕”になる
結論:1年間の配当金は合計3万円(月あたり約2,500円)。
金額だけ見れば小さく見えるけれど、「働かなくても入ってくる自動のおこづかい」は、想像以上に気持ちをゆたかにしてくれました。
- 長女にスタバの抹茶フラペチーノをごちそう
- 年に1回の“うなぎ時間”を妻とゆっくり
- 「また来年も配当が入る」という安心感
簡単にたとえると…
配当=“勝手におこづかいが増える貯金箱”。
お金を入れておくと、時間がたつとチャリン♪と増えているイメージです。
“ケチくさいパパ”と言われていた私も(笑)、ちょっとだけ使う理由ができて、家族からの印象が少し変わったみたいです。
高配当投資のメリット・デメリット
メリット
- 現金が増える(キャッシュフロー)
→ 毎月ちょっとずつ届く“定期便のおやつ”。売らなくても楽しみがある。 - 下がっても楽しみが残る
→ ゲームでスコアが下がっても、スタンプ(配当)が貯まる感じ。 - 再投資で雪だるま
→ もらったおやつ(配当)をまた貯金箱に戻すと、次はもう少し大きくなる。
デメリット
- 減配リスク
→ お店の売上が落ちると“おやつの量”が減ることも。 - 税金はかかる
→ おやつを分ける“ルール”があるイメージ。
(新ニーサの範囲内で解決できる場合もあり) - 銘柄選びの手間
→ お菓子の原材料表をちゃんと読む時間が必要。
わが家の投資メニュー(ざっくり全体像)
インデックス投資
前回の記事でも触れましたが、夫婦で話し合いを重ねた結果、毎月8万円を eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) へ積み立て。
→ 世界じゅうの会社に“みんなで少しずつ”出資。リスクを分散できるのでこの銘柄を選びました。
国内高配当株式
国内の高配当株30銘柄を単元未満株でコツコツ。
→ 1株から買えるので“好きな味を1粒ずつ集めるキャンディ箱”方式といったところですかね。
米国ETF
VYM / HDV / SPYD に合計50万円ほど。
→ アメリカの“高配当お菓子詰め合わせセット”。株価下落時に少しずつ追加購入を考えています。
米国高配当インデックスファンド(年4回決算型)
年4回決算型の米国高配当ファンドに毎月4万円積み立て。
→ “配当が届く回数が決まっている定期便”に毎月チャージ。手数料が低めで続けやすいと判断しました。
「単元未満株」で国内高配当30銘柄に分散
昔は100株からしか買えず、株式はお金持ちのものだと思っていました。
しかし今は証券会社によって1株から購入できる(単元未満株)ため、少額でも分散投資が可能です。凡人サラリーマンの私でも株式投資できることを知りました。
小学生向けにたとえると…
単元未満株=駄菓子屋の“ばら売り”。
大袋を買わなくても、1個ずつ味見できるイメージです。
国内高配当「選び方の5ポイント」(超やさしく)
- 配当利回りは高すぎない(3〜5%目安)
→ 「10個200円のたこ焼き」は疑ってみる。 - 配当性向はほどほど(40〜60%)
→ お小遣い1,000円で900円おごりは続かない。 - 財務は健全(借金少なめ・キャッシュフロー黒字)
→ 家計で言えば貯金あり・借金少なめの安心家庭。 - 業績の安定&将来性
→ 夏だけの屋台より年中やってるコンビニ。 - 配当方針が明確(連続増配・安定配当など)
→ 「毎週掃除します!」と約束できるクラスは信頼できる。
ETFってなに?米国高配当ETFの基本
- ETF(上場投資信託)=アメリカの大手企業を詰め合わせた選りすぐりのパック。つまり、配当が得意なお菓子セレクトという感じです。
なぜ米国ETFにお金を入れたの?
- 通貨の分散:円だけでなくドル資産も持つ
- 配当の頻度:年4回の分配が多く、家計のリズムに合う
- 銘柄研究の時短:ETFなら1本で分散できる
小学生向けにたとえると…
海外の定期便を一つ頼んでおくと、違う国の味も楽しめて、届く回数も決まっているからワクワクするイメージ。
今回の3兄弟(イメージ)
- VYM:広くまんべんなく“高めの配当”
- HDV:品質にこだわる“厳選セット”
- SPYD:配当の高さを重視した“ガツン系セット”
味を少しずつ混ぜて全体のバランスをとるイメージで50万円を配分。
米国高配当インデックスファンド年4回決算型を月4万円積立
選んだのは年4回(3か月ごと)に分配のあるタイプ。
手数料が低水準で続けやすいと感じました。
信託報酬だけで見れば、オルカンやS&P500が有利。
でも高配当株インデックスには「年4回配当」という魅力があります。
入金の実感=心理的な続けやすさにつながるため、私は毎月4万円積み立てることにしました。

まとめ:金額より“体験の質”が上がる
配当金3万円は、家族で味わう小さなご褒美にちょうどよかった。
長女と飲むスタバの1杯、妻とお忍びうなぎ。
金額以上に“思い出の濃さ”が増す、それが配当の魅力でした。
そして「また来年も入る」と思える安心感が心の余白をつくってくれます。
これが私にとっての「配当金でゆたかさアップ」です。
ラッフィのひとこと
配当は未来から届く『がんばったね便』。
きょうの小さな一歩が、あしたのゆたかさになる。

※投資は価格変動や減配などのリスクがあります。商品選定や手数料は時期によって変わります。最終判断はご自身の状況に合わせてご検討ください。
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