【NISAに慣れてきたあなたへ】30代サラリーマンがデイトレで“ゆたか”になれない5つの理由

ゆたかお金
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こんにちは、いろどりゆたかです。

NISAで投資を始めて数ヶ月、少しずつ値動きにも慣れてきた頃。

株価が上がると嬉しいし、下がるとちょっとドキッとする。

そんな中で――

「もしかして、短期で売買すればもっと儲かるんじゃ?」

と思ったこと、ありませんか?

実はこれ、誰もが通る“投資の第2ステージ”です。

でも、ここで方向を誤るとせっかく始めたNISAが「ストレスの温床」になってしまうことも…。

今回は、30代サラリーマンがデイトレ(短期売買)をやって“ゆたか”になれない5つの理由を、

実体験も交えてお伝えします。

💡結論:デイトレに手を出すと“ゆたかさ”から遠ざかる。

実体験だから伝えられること

  • 損益の度に不安になり、
  • 株価を追う時間が増え、
  • 非課税枠という「資産を育てる畑」を掘り返してしまうから。

投資の目的は「お金を増やす」ことだけではなく、「時間と心のゆとりを得ること」。

でも、気づいたらそれと全く反対の生活になっていました。


↓↓デイトレで陥りがちな5つの落とし穴がこちら↓↓

① 単純に損益が多い

私も最初の頃、「1日で数千円動くのなら、ちょっと売買して小遣い稼ぎできるかも」と思って始めました。

でも、実際にやってみると――

  • 思った方向に動かない
  • 1円下がっただけで焦る
  • 結局、売ったあとに上がる

……そんなことの繰り返し。

短期売買では、「安く買って高く売る」だけでなく、「そのタイミングを見抜く」力が求められます。

でも、日中は仕事、夜は家事や育児。

リアルタイムで株価を追える時間なんて、正直ほとんどありません。

気づけば、トレードのたびに数百円〜数千円の損失が積み上がり、

「やっぱり長期投資が一番ラクだな」と悟りました。


② 株価をずっと気にする生活になる

スマホを見るたびに株価アプリばかりを開いていませんか? (いろどりはそうでした。)

「昼休みにちょっと見よう」と思っていたのに、

いつの間にか15分経っていた――

これは立派な“時間の浪費”です。

株価の上下はあなたの力ではコントロールできません。

にもかかわらず、それに心を支配されるのは本末転倒。

仕事中に気を取られミス連発、家族との時間もどこか上の空。

せっかく「ゆたかさのため」に始めた投資が、

一番大切な「心のゆとり」を奪ってしまっては本末転倒です。

投資の目的は“お金を増やすこと”だけでなく、

“時間と心のゆたかさを得ること”でもあるはずです。


③ NISA枠が減る=後悔のもと

新NISAでは、

  • つみたて投資枠:年間120万円
  • 成長投資枠:年間240万円 合計で360万円/年までが非課税です。

でも、ここで落とし穴。

一度NISA枠で買った株を売っても、その枠は復活しません。

つまり――

「デイトレで稼ごう」と思って頻繁に売買すればするほど、

将来使える非課税の“貴重なチャンス”を減らしてしまうんです。

僕も最初の年、軽い気持ちで何回か短期売買した結果、

「今年の枠、もう残ってなくね?…」とその時初めて気づき、もう事故報告書なみの後悔でした。

NISAは「温室で長く育てる投資」。

何度も掘り返してしまうと、せっかくの種が根を張る前に枯れてしまいます。


④ ストレスの割にリターンが少ない

短期売買で得られる利益は、たとえ上手くいっても1回あたり数千円。

それに対して、時間・労力・精神的ストレスは非常に大きい。

朝の出勤前にチャートを確認「よしいくぞ!!」

昼休みはスマホで注文「今日は儲かる気がする!!」

午後は値動きが気になって集中できない。「課長、トイレ(株価チェック)行ってきます!」

そして夜、子どもが寝たあとに一人で反省会。「結局今日もやっちゃった…」

この流れって、もはや「ギャンブル」と一緒じゃないですか?

これって、本当に「ゆたかな時間」でしょうか??

仮に毎日数千円プラスでも、月トータルで見れば微々たるもの。

むしろ、その時間を副業やスキルアップに使った方が、

はるかにリターンが大きいと気づきました。


⑤ 長期の複利が活きない

NISAの最大の魅力は、「非課税で複利を味方につけられる」こと。

10年、20年と保有していく中で、配当を再投資すれば雪だるま式に資産が育ちます。

でも、短期売買を繰り返すとその“時間の力”が消えてしまう。

結果的に、毎日頑張っても“時間に働かせる力”を奪っているようなものです。

投資とは「未来の自分のために、いま我慢する行為」。

デイトレとは「いまの欲を満たすために、未来を削る行為」。

同じ投資でも、まったく方向が違うんです。


🌱 ラッフィのまとめ

短期トレードを否定するわけではありません。

上手にやれば大きく稼げる人もいます。

でも、忙しい30代のサラリーマンにとっては、

「安定と心のゆとり」を優先した方が、

結果的に“ゆたかな人生”につながります。

NISAは「焦らず・慌てず・コツコツ」。

育つまで待てば、複利がちゃんと応えてくれます。


ラッフィのひとこと

「デイトレでドキドキするより、配当金でホッとしたい。今日よりも10年後に、“やっててよかった”と思える投資を続けよう。」

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