あなたは「あと一杯」をこれからも続けますか?

考え

こんにちは。いろどりゆたかです。

みなさん、暑い夏が始まりました。こんなに暑いとあれを飲みたくなりませんか?そう、「ビール」です。

私もビールが大好きです。仕事から帰るとまずビールに手を伸ばしたくなるのです。そして、350mlの缶ビールを手に取り、掲げて乾杯。

飲み始まると1杯では終われない。最終的にはウイスキーを炭酸水で割ってハイボール、焼酎のソーダ割り、調子が良いと(調子に乗ってんじゃないの?)レモンサワーなどもおかわりして酩酊状態で寝落ち。なんてことは日常茶飯事。翌日起きて後悔することは30代にしてベテラン中のベテランです。

この生活、「やめたい」もう何度もそう思ってきました。

でもやめられない。それが人間の性なのかもしれません。

飲み過ぎ、食べ過ぎ、見過ぎ、動きすぎ、などなど、何事においてもやりすぎは心と体に毒です。

特にお酒の飲み過ぎは本当に良いことがありません。

二日酔いで家族との時間を台無しにしたり、飲み過ぎて友人や上司に迷惑ばかりかけたり、人への信頼もなくなります。

そして何より、お金が減っていきます。

お金を減らしても得られる満足感があるのであればまだ良いですが、結局は後悔することの方が多い気がします。

お酒を飲んでいる時は楽しくて、この時間がずっと続けば良いのになぁと思いますが、翌朝には「最後の1杯をやめておけばよかった」と後悔することがほとんどです。

そんな生活習慣をなんとか脱出したいと思い、最近、考え方や行動を変えることにしました。もちろん、お酒をやめるのではなく、「上手に付き合う」ことを目標にマインドチェンジできる考え方を持つようになりました。

すると、少しずつですが、生活に変化が出ています。

この記事では私が自分に言い聞かせている「もう一杯をやめるため」の考え方について紹介していきます。

①お金で考える

まずは、なんと言ってもお金の問題ではないでしょうか。お酒は本当にお金がかかります。タバコやギャンブルもお金がかかりますが、その次にお金がかかると言っても過言ではないものの一つですよね。

例えば、一日缶ビール350ml2本(200円✖️2=400円)、缶チューハイ350ml1本(安いもので120円)を毎日飲んでいたらどうでしょうか?

520円✖️30日✖️12ヶ月=187,200円にもなるんですよ。

今、改めて計算して、「こんなにかかっているなんて」っと、驚きを超えてちょっと引いてしまいました。

少なく見積もってこれです。他にも、焼酎ボトル、ウイスキー、炭酸水など、好みでストックすることもあるじゃないですか?それを合わせていくと、年間で軽く20万円分のお酒が私の体内に消えていることになります。計算して冷静に考えてみると、「やばい」の一言ですね。

もっというと、この生活を20年間していたらどうでしょうか。人は一度習慣化された生活はなかなか抜け出せませんからね。

年間約20万円✖️20年=400万円(計算するまでもない)というか、計算したくない。怖い。

逆に、

年間20万円を20年間インデックス投資した場合、ざっくりですが運用結果は、少なく見積もっても約800万になることが想定されます。

この計算をした上で、みなさんに聞きます。「飲み続けますか?」

答えは言うまでもないと思います。しかし、この計算結果を知った上でも、お酒をやめるまでいけないのは私も一緒です。

でも、「あと一杯」はやめることができるかもしれません。

②医学的な根拠を知る

お酒をやめたいと思っている人が一回はネット検索したことがある内容ではないでしょうか?

「お酒 肝臓がん」「お酒の飲み過ぎ 病気」など、

私もお酒に関する書籍や内科医との会話でお酒と体の仕組みについて学びました。それをまとめると、やはりアルコールは体内分解に時間がかかると言うことです。特に就寝前に摂取すると、肝臓が夜通し働くことになり、深い睡眠が妨げられます。「あと1杯」になる時間ってだいたい夜遅い場合がほとんどのため、だいたいは二日酔いや翌朝のだるさにつながるわけです。

その一杯を我慢することで、睡眠の質が向上し、翌朝の頭痛や吐き気、だるさといった「二日酔い症状」の予防になります。

実際に22時以降のアルコール摂取を控えてみると翌朝の寝起きが劇的に変化しました。それを体験すると、「あと一杯」をしなくてよかったと思えるようになります。

まずはアルコールの性質や体に与える影響を知ることから始めると良いです。また、肝臓のアルコール分解能力には個人差があるので、自分の体や特徴に合わせて調べていくと良いと思います。一般的にビール中瓶1本(約500ml)で分解に3~4時間。あと1杯はそれだけ回復を遅らせます。

③得た知識に合わせて行動する。

②でアルコールというものに関する情報や知識を得たら、今度は即行動。実際に試して体の変化を感じてみてください。騙されたと思って一日だけやってみると、明日の景色が変わりますよ。

私が一番実感したのは、お酒を飲まずに寝た翌日の目覚めでした。

私は就職してからというもの、仕事から帰るとビールを飲むことが日課になって気づくと毎日飲むようになっていました。そのため、飲まずに寝るなんてことは当然ありませんでした。

しかし、「お金について」「医学的な情報や知識」を今回知ったことで、生活をどうにか改善したいと思い、意を決して飲まずに寝てみることにしました。しかし、布団に入っても眠れず、「飲みたい」「飲みたい」「飲みたい」と心と頭の中で自分が自分に囁いているのです。

入眠するまでかなり辛かった。ここまでアルコールに侵されていたのか」と感じました。

しかし、一度入眠すると、夜中一度も起きず、翌朝、自然に目が覚め、言葉通り「スッキリ」起きることができたのです。感動でした。

体の動きも快調でここ最近専ら食べていなかった朝ごはんなんか食べちゃったりして。

体が快調だと心も満足感があります。

これは行動した人にしか体験できない感動だと思います。これこそ、私が望んでいる「ゆたかな朝」だと感じました。

④「飲まなかった自分」を褒める

「今日は1杯でやめられた」という自分を大いに褒めてください。大人になると褒められることなんてそうそうありません。

妻に言ったところで、「当たり前でしょ」「気づくのが遅い」と逆に怒られてしまいそうです。

大切なのは、小さくても成功した経験を自分の脳に残す作業をすることです。こんなことでも自分を褒めて良いんだと思えるようになると、次は「今日はノンアルコールで済ませられた」という体験に繋げられます。

スモールステップで良いんです。小さい成功体験を積み重ねていくことに自信をつけていきましょう。

それが自己効力感(セルフエフィカシー)を高め、次の「止める判断」「やめる判断」がしやすくなっていきます。「自分は変われる」という感覚は、小さな成功を何度も経験することで育っていきます。

⑤習慣化する力の土台づくり

「飲みたかったけど一杯をやめられた。」「今日はノンアルコールで我慢できた」という成功体験。簡単なことのようで、実はなかなかできないことです。

簡単なようで難しいことって日常にたくさんあります。

要は、自分自身の今の行動をどう受け止めるかです。

小さな成功って、当事者からすると「ものすごくエネルギーがいること」。

それを1回でも取り組めた。1回出来たことということはまたできるかもしれない。

つまり、“続けられる自分”という自己イメージを強化します。

これはダイエットや運動、スマホの使いすぎ防止など、他の習慣改善にも良い影響を与えます。

また、脳の報酬系が「我慢→快適な朝」という流れを覚えると、自制が習慣化しやすくなります。

⑥夜の時間を丁寧に終える工夫

「あと1杯」をやめるようになると、少なくとも「飲み過ぎて気がつけば寝落ち…」という展開を避けられます。

この展開にならない工夫を考えて取り組む。「あと一杯」の時間を何に充てるかを考えることが重要です。

「あと一杯」に勝る過ごし方ってそもそもありますか?

お酒好きからしたら、「最初の一杯」と「最後の一杯」が一番の楽しみ。

それに勝るものなんて想像つかないですよ。

でも、まずは試してみる。例えば、代わりに温かいお茶を飲む、コーヒーや紅茶に代える。

最後に飲むものがお酒ではなく、健康的なお茶やリラックス効果があるという紅茶にするだけで自然と気持ちもゆたかになり、結果、生活全体の質が底上げされる。と飲みながら自分に言い聞かす。

夜の過ごし方は、翌日のエネルギーの源。お酒に任せない「自分で終わらせる時間」は、生活の軸を整える第一歩と過ごしながら考えるのです。

終わりに

「あと一杯をやめる」ための6つの考え方についてお話ししてきました。

このように、「あと一杯をやめる」ことで得られるのは、単なる健康や体調の維持だけではなく、自信・習慣・生活の質の向上など、マインドと行動の好循環そのものです。

これはお酒だけに関係する話ではなく、日頃からなんとなく続けてきたけど本当はやめたかった習慣全てに関係する話だと思います。

気づけばやめられない習慣化されたことに対するはじめの一歩として参考にしてもらえると幸いです。

ラッフィのひとこと

「あと一杯、がまんできた君はすごい!小さな一歩が、明日のごきげんな朝につながるんだよ♪」

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