はじめに:子どもがスマホを持つということ
こんにちは。いろどりゆたかです。
朝晩が肌寒くなり、薄手の長袖が活躍する季節になってきました。夏の暑さから解放されて、秋から冬へ移ろうこの時期、私は一年の中でも特に好きな季節です。
さて、今回は我が家の長女ちゃんのお話。
以前の記事で、彼女がコツコツとお手伝いやお小遣いを貯めて 念願のiPhoneを購入 したことをお伝えしました。努力して得たスマホを手にしたその日から、彼女の生活はガラリと変わり、もう早い早い。最近では親の呼びかけにも見向きもしないほど夢中で。
やはり、スマホは親にとって最大の敵ですね。色んな意味で。妻も寂しいとぼやいていますよ。
まだ約束は守っているようですが…それはそれは心配です。
そんな長女ちゃんですが、スマホを買ったら終わりではありませんでした。次の課題は「通信契約」。
今回私たちが選んだのは 「日本通信SIM」。
格安SIMの中でも格安で有名な日本通信SIMですが、世間的にはまだまだ知名度は高くないようです。
私が仕事の先輩とゴルフに行った時、「どこの携帯会社使っているの?」と聞かれたので、「日本通信SIMです」って答えたら、
「は?何それ」「どこぞの国に変な通信送ってんじゃねーだろうな」「お前はスパイだな」って笑
本当は日本通信SIMのすごいところを説明しようと思ったのですが、なんか呆れて何も言い返せませんでした。
そんな先輩はいいとして、私は絶大なる信頼を誇る「日本通信SIM」ですから、妻にも長女にもこれを勧めたわけです。
何がすごいって、
- 月額290円(1GB)
- 小学生でも支払える金額
- 家計にもやさしく、子どもにお金の価値を学ばせられる
安すぎでしょ!!
そんなコスパ最高の「日本通信SIM」を、実際に長女ちゃんと一緒に契約した体験を交えながら、 契約方法から設定、そして安全に使う工夫までを 6つのステップ に分けてご紹介します。これを知れば親も子どももゆたかなスマホライフが待っていることでしょう!!
なぜ、いろどり家は「日本通信SIM」でキャリア契約をしたのか?
子どもがスマホを持つのは、時期が来たら避けられないこと。でも、「持てるのが当たり前」「親が払ってくれるのが当然」とは思ってほしくありません。
スマホはただの便利な道具ではなく、責任と自立を学ぶチャンス でもあります。
お小遣いを貯めたり、お手伝いをして稼いだ経験があるからこそ、
「お金を払う=サービスを受ける」という感覚が身につきます。
その努力を通して、スマホを使い続ける大変さや、ギガを使い切らないように考える力も育っていくのです。
そんな考えから、我が家では長女ちゃんのスマホ契約に 日本通信SIM を選びました。
月額290円というプランは、まさに「子どもでも支払える現実的な金額」。
頑張ってお手伝いを続ければ、自分のお金で支払えるちょうど良いラインです。
この仕組みを通して、「お金の使い方」や「モノを大切にする心」を学んでほしい。
そしてこの取り組みを、いずれ長男くんや次女ちゃんにもつなげていけたらと思っています。
要は、どうやってこのシステムを生活や学びに結びつけるか。
スマホを持たせること自体が目的ではなく、そこから何を学び取るかが大切なのです。
最終的にそれをどう感じ、どう使うかは長女ちゃん次第ですが……(笑)
では、そろそろ契約の話に進んでいきましょう!
ステップ① スターターパックを購入する
まず必要なのが スターターパック。
これはいわば「初期手数料」のようなもので、Amazonや楽天市場で簡単に購入できます。店舗契約のように長時間待たされることもなく、オンラインで完結するのが魅力です。
私自身はAmazonで注文しましたが、翌日には届きました。スターターパックには 申込コード が記載されていて、契約時にこのコードを入力することで正式に利用が始まります。
事前に購入しておくと良いと思います。
コード入力の流れ
- パッケージを開くと「申込コード」が記載されています。
- 日本通信SIMのアプリにログイン後、「新規契約」画面でコードを入力。
- 正しく入力するとアカウントに反映され、翌日には「契約完了メール」+「電話番号」が届きました。

👉 注意:スターターパックのコードは1回限り有効。間違えて入力してもやり直しができないため、入力前に必ず再確認しましょう。
ステップ② アプリをダウンロード&アカウント作成
契約に進むには、まず 日本通信SIMの公式アプリ をダウンロードします。
アプリを開いてアカウントを作成し、スターターパックのコードを入力すると契約手続きが開始されます。翌日には電話番号がメールで届きました。
ここで注意!!
日本通信SIMのアカウントは未成年では作れません。必ず親(保護者)が契約者となる必要があります。
ただし、利用するのは子どもでもOKです。
長女ちゃんは未成年のため、契約者である私のアカウントでキャリア契約しました。
アカウント作成に必要なもの
メールアドレス(Gmail推奨)
アカウント作成には メールアドレス が必要ですが、日本通信SIMは独自のキャリアメールを提供していません。そこで私は、長女ちゃん用に Gmailアカウント を作成しました。
Gmailは迷惑メールを自動で振り分けてくれるので安心ですし、今後Googleサービスを利用する上でも必須です。子どもがスマホを持つなら、「まずはGmail」というのが鉄板だと思います。
本人確認書類

アカウント作成時に本人確認書類として、マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証などが必要。スマホからの契約ならマイナンバーカードでの認証が最もスムーズ。手順に沿って個人情報を入力した後にマイナンバーカードをかざすだけでOK!
支払い用クレジットカード(親名義)
クレカも未成年は契約できないため、必ず保護者名義(アカウント者)のカードが必要。
いろどり家は私のクレカで決済し、長女ちゃんが小遣いから支払う形にしました。“金銭感覚の学び”にもつながるはずです。もちろん、長女ちゃんから預かったお金は金利10%で家族インデックスファンドに運用する仕組みを提供しようと思います。そうすることで資産運用のイメージもプラスアルファで実感できますからね。
名付けて、「いろどりMAXIS Slim ゆたか株式(オール・FAMILY)といったところでしょうか(笑)
ステップ③ eSIMを選ぶ & EIDを確認する
次に選ぶのは SIMの種類。
従来の物理SIMカードも選べますが、私は迷わず eSIMをおすすめします。
eSIMを選ぶメリット
- スマホに直接情報をダウンロードするだけで利用開始できる
- SIMカードの差し替え不要
- 今後主流になる可能性が高い
「eSIMって何?」という方もいると思いますが、要は SIMカードをデジタル化したもの です。
eSIMの設定に必要な「EID」

- EID(Embedded Identity Document) はeSIMを識別する番号
- 物理SIMでいう「ICCID」と同じ役割
- 契約時に入力を求められるので事前に控えておきましょう
EIDの確認方法(iPhoneの場合)
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「情報」をタップ
- 下にスクロールすると「EID」が表示される
👉 注意:EIDは非常に長い数字列なので、手入力ではなくコピー&ペースト推奨です。
ステップ④ ファームウェアを取得して準備する

eSIMを利用する場合、「ファームウェア(構成プロファイル)」の取得・インストールは必須 です。これを行わないと、スマホが通信を認識できません。
構成プロファイルは、スマホに 通信会社(APN)情報や認証設定を自動登録する仕組み です。
私が契約した時、このファームウェア(構成プロファイル)の取得のことを知らず、いくら設定や手続きをしても通信(モバイルデータ)や電話・SMSが使えない状態になってしまいました。
つまり、構成プロファイルを取得しない=スマホが日本通信SIMを認識できない状態 ということです。
その経験から、今回はファームウェアの取得を忘れずに行えました。
ファームウェア取得の手順(iPhoneの場合)
- 契約完了後に届く「eSIM設定メール」からリンクを開く
- 「モバイル通信プランを追加」を選択
- 自動でプロファイルがダウンロードされ、インストールされる
👉 Wi-Fi環境で行うとスムーズ。外出先で失敗しても、自宅Wi-Fiなら成功しやすいです。
ステップ⑤ 契約手続きを進める
契約自体はアプリの案内に従えば簡単です。
必要書類
- 契約者のマイナンバーカード
- 契約者名義のクレジットカード
👉 未成年は契約できないため、必ず親が契約者になります。
我が家では「毎月の料金(290円)は長女自身が支払う」というルールを設定。お手伝いで稼いだお小遣いから現金を渡してもらい、決済は私のカードを使用します。
ステップ⑥ 安心の「i-フィルター」を設定
最後に大切なのが フィルタリングの設定。これは私も知らなかったのですが、手続きを進めていく中で日本通信SIMが推奨しているフィルタリング機能であることがわかりました。
i-フィルターの特徴
日本通信SIMの「i-フィルター」は、未成年のスマホ利用を安全にするための インターネット閲覧・アプリ利用制限サービス です。子どもが有害なサイトやアプリにアクセスするのを防ぎ、安心してスマホを使えるように設計されています。
主な特徴は3つあります。

① 年齢に応じたフィルタリング。小学生・中学生・高校生などの年齢層ごとに、アクセスできるサイトが自動で制限されます。たとえば、小学生モードではSNSや出会い系、暴力的な内容を含むサイトはブロックされます。長女ちゃんはこれに当たるわけですね。
② 利用時間の制限。保護者が管理画面から設定すれば、夜9時以降はインターネットを使えないようにするなど、使いすぎ防止にも役立ちます。実際に長女ちゃんのスマホも夜9時以降は通信を制限する設定を行いました。
③ 保護者による管理機能。どんなアプリをインストールしたか、どんな検索をしているかを確認でき、必要に応じて個別のサイトやアプリの許可・制限を設定できます。
日本通信SIMでは、18歳未満が利用する場合、このi-フィルターの設定が推奨されています。親が契約者となり、子どものスマホに導入することで、「便利さ」と「安心」を両立できる仕組みというわけですね。
この「i-フィルター」は月額 396円(税込)です。
子どもの安全をこの価格で守れるのであれば必要経費ですね!
まとめ:生活をゆたかにする契約ステップ
基本の6ステップ
- スターターパックを購入
- アプリをDLしてアカウント作成
- eSIMを選ぶ & EIDを確認する
- ファームウェアを取得して準備する
- 契約手続きを進める
- i-フィルターで安心環境を整える
実務的ポイント
- スターターパックの申込コード入力
- EIDを確認してeSIM設定
- ファームウェアの取得・インストール
- 親名義で契約&支払い設定
- フィルタリング導入で安心
おわりに
スマホは便利な一方で、使い方を間違えれば依存や危険も生まれます。
でも、「自分で支払う」意識を持ち、親が環境を整えてあげれば、スマホは子どもにとって学びと成長のツールに変わります。
日本通信SIMの290円プランは、その第一歩にぴったりです。
子どもが自分のお金でスマホ代を払うことで、
「お金の価値」「責任」「自由の使い方」を実体験として学ぶことができます。
私もこの仕組みをきっかけに、
長女ちゃんだけでなく、長男くんや次女ちゃんにも
自分で考え、自分で選ぶ力を育てていきたいと思っています。
もしあなたのご家庭でも、
「そろそろスマホを持たせようかな」「でもお金や安全が心配…」と感じているなら、
ぜひ一度、日本通信SIMのようなシンプルで安心なプランを検討してみてください。
スマホを“持たせる”から、“学ばせる”へ。
その小さな選択が、きっとお子さんの未来をゆたかにしてくれます。
「ラッフィのひとこと」
「290円で買えるのは、通信だけじゃなく“考える力”かもね」

コメント