「30円のお手伝いからiPhone15へ 長女が守り抜いた4つのルール」

子育て
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こんにちは。いろどりゆたかです。
9月の下旬、空に羊雲が浮かび始めました。夏から冬へと景色が移ろうこの季節が、私は大好きです。

さて今回は、我が家の長女ちゃんのお話。
なんと、小学6年生にして念願のスマホ「iPhone15」を自分のお金で購入しました!
夏休みに稼いだお小遣いや、貯めてきたお年玉を合わせての大きな挑戦。本当に立派です。

そんな長女がなぜ「iPhone15」を購入できたのか、それを長女と一緒に振り返ってみました。


本当に欲しいものを思い浮かべた

いろどり「どうしてそこまでお金を貯められたの?」
長女ちゃん「だって、小学生のうちにスマホが欲しかったんだもん」

もちろん、全くお金を使わなかったわけではありません。時には外出先で欲しいものを買ったり、お祭りで楽しんだりもしました。けれど、欲しいものとiPhoneを天秤にかけて「どっちが本当に欲しいのか?」と自分に問い続けたそうです。

どうしても我慢できない時は、iPhoneの画像を眺めて気持ちを落ち着けるという工夫まで。
小学生にしてこのマインド、恐るべし…!


「ゆる〜る」を作った

長女ちゃんは自分に“マイルール”を作っていました。
ただし、厳しすぎると挫折してしまう。そこで彼女が考えたのは、守れる範囲でのルール。名付けて「ゆる〜る」

例えば「クレーンゲームは1回まで」と決めたら、その場を離れる。視界に入ると欲しくなるから。これが彼女の鉄則でした。

しかもすごいのは、「ゆる〜る」を作っただけでなく、しっかり守り抜いたこと。
大人の私は「ビールを飲まない!」なんて無理なルールを立てては破り、自己嫌悪…(泣)。

長女ちゃん考案の「ゆる〜る」、私も真似してみようと思います!


毎日30円のお手伝い

我が家には「お手伝い1回=30円」という仕組みがあります。

家庭で育てる“お金の感覚”|お手伝い×努力×お小遣いの教育的な仕組みとは?

長女ちゃんはこれを毎日継続。
平日はお米炊き、休日は布団敷きまでプラスして頑張ってくれました。

おかげで、仕事から帰って炊き立てご飯があるだけで嬉しいのに、布団まで敷いてある日には感謝2倍。

もちろん、こちらも約束を守らねば。スタンプ10個で300円の“給料”をきちんと用意しました。
妻がスタンプを押し忘れて喧嘩になることもありましたが(笑)、大切なのは「やってもらって当たり前」にしないこと。
お互いの信頼がこの仕組みを支えています。


ネットリテラシーの予習

親として一番心配なのは、スマホによるトラブル。
SNSでの人間関係や、ネット犯罪、詐欺…危険は身近に潜んでいます。

スマホ依存は子どものSOSかもしれない ~発達障害とネット時代の子育てを考える~

「ネットが苦手な親でも大丈夫!」子どもを守るためのネットリテラシー入門

そこで長女ちゃんには、日常会話や本を通してネットリテラシーを学んでもらいました。
「同じ年頃の子がこんな被害にあったんだって」という話題や、興味を引く本がきっかけで、寝る前に読む習慣がついたのです。

今では私よりも詳しいかもしれません(いや、それは困る…!)。
スマホを持つ条件として必須の知識をしっかり身につけられたのは大きな成長。しかし、ネットの世界は日々進んでいます。今後もアンテナ高くして自分を守る知識をキャッチしていってほしいです。


まとめ

自分のお金でiPhone15を一括購入した長女ちゃん。
お金を「もらう」から「稼ぐ・貯める・使う」へとシフトした瞬間を見ることができました。

大人に近づく過程で学んだことは、

  • 本当に欲しいものを思い浮かべる力
  • 守れるルールを自分で作る力
  • 家族のために行動する習慣
  • ネット社会で生き抜く知恵

どれも人生において欠かせない経験です。

ちなみに携帯代も自分で負担する約束。毎月290円、日本通信SIMで契約しました。
次回は「長女ちゃんのキャリア契約体験」をお届けします。お楽しみに!

【ラッフィのひとこと】
「コツコツの力ってすごいね!ぼくも“ゆる〜る”作ってみようかな♪」

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